変数とは
数学(代数学)において、変数(variable)とは数字を文字で代用したものです。
文字には様々な数字を入れることができるため、「変化する数」という意味でそう呼ばれています。
ちなみに、ある変数とある変数の関係を表すものを関数(function)と呼びます。
統計解析における変数(variate)については、下の記事をご参照ください。
変量(統計解析における変数)
統計解析における変数
統計解析において、変数(variable)を変量(variate)と呼ぶ場合があります。
変数と変量の違いを、明確に説明することは困難です「確率分布を考えたものが、変量である」という説明がされることもありま...
プログラミングにおける変数
RやPythonで次のようなコードを書いたとき、xはひとつの変数です。続けて同様に、xに2を代入すれば、xの値は上書きされて2になります。
# xに1を代入する
x <- 1
# xに1を代入する
x = 1
プログラミングにおいては、次のように文字列を変数とすることも可能です。
# xに'one'を代入する
x <- 'one'
# xに'one'を代入する
x = 'one'
スカラーだけでなく、次のようにベクトルを変数として扱うことも可能です。
# xにベクトル(1, 2, 3)を代入する
x <- c(1, 2, 3)
import numpy as np
import pandas as pd
# xにベクトル[1, 2, 3]を代入する(NumPy)
x = np.array([1, 2, 3])
# xにベクトル[1, 2, 3]を代入する(Pandas)
x = pd.Series([1, 2, 3])
さらに、次のように文字列ベクトルを変数とすることも可能です。
# xに文字列ベクトル('one', 'two', 'three')を代入する
x <- c('one', 'two', 'three')
import numpy as np
import pandas as pd
# xに文字列ベクトル['one', 'two', 'three']を代入する(NumPy)
x = np.array(['one', 'two', 'three'])
# xに文字列ベクトル['one', 'two', 'three']を代入する(Pandas)
x = pd.Series(['one', 'two', 'three'])