対数とは
対数とは、ある数(底)を何回かければ(何乗すれば)目的の数(真数)になるかを表す数学的な概念です。式で表すと、次のようになります。
例えば、
対数は底の違いにより、次のように呼び分けられています。
記法 | 名称 | 主な用途 |
---|---|---|
自然対数 | 対数正規分布、対数尤度など | |
常用対数 | 片対数グラフ、両対数グラフなど | |
二進対数 | 情報理論(ビット)など |
自然対数(Natural logarithm)は底をネイピア数
常用対数(Common logarithm)はデシベル(dB)という単位に代表されるような、10の累乗で大きくなるようなデータから桁を取り出す場合などに用いられます[2]歴史的経緯から常用対数と呼ばれているものの、データサイエンスにおいては自然対数のほうが「常用」されています。。
二進対数(Binary logarithm)は情報理論において、情報量、エントロピー、ダイバジェーンスをビット(bit)の単位で計算する場合などに用いられます。
対数のグラフ
自然対数、常用対数、二進対数をグラフで表すと、次のようになります。
対数の性質
また下記式は一見複雑ですが、「
さらに両辺を
対数の公式
- 積の対数
- 商の対数
- 累乗の対数
- 底の変換